はんこを個人に依頼する人

はんこイメージ

はんこを作っているのは、何も大きな文房具製作会社さんだけではなく、個人ではんこを作成して依頼されている方に納品をしているという方も存在します。
何故文房具屋さんに依頼をせず、個人の人に依頼をしている人がいるのか?
それは個人的な考えでは絵を描いてもらうという時の感覚に似ている所があるからではないかと考えています。

絵だって沢山商業流通している絵があります。それでも
「この絵が良い」
と考えて全くの個人の作品を購入する方も存在します。
はんこにもそれが言えるのではないでしょうか?

会社名が刻まれたハンコは商業で大きな会社に依頼すれば即座に出来上がって手元に届きます。
それでもそういった会社には依頼せずあえて個人の作家に依頼をして時間をかけて作ってもらう。
それはそのはんこに現れる作った人独特の「味」に惹かれているのだと思います。いくら大きな会社が確実に作った製品でもそこに自分が惹かれるような「味」がなければそのはんこはただ単に事務用品としてのはんこになってしまいます。

でも、そのはんこに「味」が存在したら。
個人製作ならではのちょっといびつな字だったり、ちょっとかすれ気味になる部分のあるはんこ、でもその部分は決して失敗なんかではなく、手書きを連想させる「味」はそのはんこを持つ人に愛着をわかせるのだと思います。
「このちょっとかすれてるところがね」
そういってはんこについて聞いてきたお客様に笑顔で話す事ができる。
はんこってこういう使い方もあるのかもしれません。

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